研究室の実験装置 

環境汚染モニタリングに使用する分析装置類が充実しています。

 

現場測定装置

・流速計  

http://www.kenek-co.com/image/vr201set.jpgケネック プロペラ式流速計VR-201

河川調査で流量を求めるために利用。流速を本装置で測定し、断面積との積で求める。

 

・水質計 

水質チェッカーU-50堀場 マルチ水質チェッカーU-50  

水質の現地調査で、水温、pH、電気伝導度、溶存酸素などを測定できます。

 

・自動採水機 

http://www.nikkaki-bios.jp/EMV/6712_FullsizePortable11.jpg  ISOCO 3700サンプラー

 野外で水試料のサンプリングを自動的に行います。

 

試料の前処理

・自動ソックスレー抽出装置 

http://www.nihon-buchi.jp/typo3temp/pics/B-811_soxhlet_standard_1aae2e_801dbabdbf.jpgビュッヒ ソックスレー抽出装置 B-811

固体試料から溶媒で分析対象化合物を抽出します。

 

・高速抽出装置

http://env.lowtem.hokudai.ac.jp/instruments/ASE200-2.JPG  Dionex 高速抽出装置

 固体試料から高温高圧の溶媒で分析対象化合物を抽出します。短時間に多数の試料を処理できる。

 

・固相抽出濃縮装置

Sep-PakコンセントレータPlusSep-Pak コンセントレータ Plus

水試料から固相抽出カートリッジで分析対象化合物を抽出します。

 

・多検体濃縮装置

http://www.nihon-buchi.jp/typo3temp/pics/product_overview_analyst_08_ef1981d0ed.jpgビュッヒ シンコア アナリスト

6つの試料を同時に減圧濃縮できます。

 

・ロータリーエバポレーター

http://www.nihon-buchi.jp/typo3temp/pics/product_overview_R-II_3d102f_1ed9b22da1.jpgビュッヒ ロータリーエバポレーター RII

温度と圧力をコントロールしつつ、試料を減圧濃縮します。

 

試料の同定・定量

・高分解能ガスクロマトグラフ−タンデム型質量分析装置(GC-MS/MS

Agilent GC-MS-MSAgilent 7000 Series Triple Quadrupole GC/MS

主に揮発性の有機化合物の分析・定量に用います。タンデム型なので、ノイズが低く、低濃度まで分析可能です。

 

・高分解能ガスクロマトグラフ−高分解能質量分析装置(HRGC-HRMS

http://www.labbay.eu/files/images/zjmsocga.thumbnail.jpgJASCO International, Micromass Autospec Ultima

主に、極低濃度でしか存在しない化合物の分析・定量に用います。ダイオキシン、PCB等の分析に利用しています。

 

・ガスクロマトグラフ−質量分析装置(GC-MS

  主に揮発性の有機化合物の分析・定量に用います。操作が比較的容易な装置ですが、超微量分析まではできません。

 

・高速液体クロマトグラフ−タンデム型質量分析装置(LC-MS/MS

  Liquid Chromatography | 1200 Series Binary LC SystemMicromass Quattro Ultima Micromass Quattro

 主に極性で非揮発性の化合物の分析に用います。タンデム型なので、極低濃度までの分析・定量が可能です。

 

・誘導プラズマ質量分析装置(ICP-MS

Agilent 7700x ICP-MSAgilent 7700x ICP-MS

重金属類の一斉分析が可能です。

 

・全有機炭素分析装置(TOC

TOC-VCS島津製作所 TOC-VC

水中の全有機炭素、溶存性有機炭素などの分析に用います。