益永研究室日誌

  

2011/7/29

環境研究総合推進費HBCD等の製品中残留性化学物質のライフサイクル評価と代替比較に基づく環境リスク低減手法」プロジェクトの中間ヒアリングがあり、益永と共同研究者が発表しました。

2011/7/6

私どもの環境研究総合推進費HBCの製品中残留性化学物質のライフサイクル評価と代替比較に基づく環境リスク低減手法」プロジェクトのアドバイザリーボード会議を開き、外部の3名の方からご意見をいただきました。昨年度はHBCDの可能性のある代替物質を特定し、予備的な評価に着手しました。

2011/6/28-29

震災と津波による被害状況を宮城県の沿岸を中心に視察しました。産総研の安全科学研究部門のグループに便乗。視察の時にとられた写真は中西準子の雑感からも見られます。津波が想像もつなかいような標高のある内陸まで遡上しているのに驚くばかり。

2011/5/31

D3Jonathan Hogarh君がSETAC Africa (Cameroon)で研究発表を行いました。

2011/4/7

入学式に代わる全学ガイダンスで新学期が始まりました。東日本大震災による研究室の被害はほとんどなかったのですが、学会などの行事の中止、計画停電による実験装置の運転停止と、研究室の活動が止まったようになっていました。しかし、停電も当面なくなり、学生も戻ってきて、活動再開です。今日は、MNM研究室のガイダンス、それに新入生歓迎会が催されました。

2011/3/3

入試情報です。平成23年度入学より環境情報学府の博士課程前期(修士)の入学定員が大幅に増員になっています。入学が容易になっていますので、是非、受験して下さい。
益永研の受験情報ページ

環境情報学府の入試情報ページ

2011/2/28

わが研究室の前の教授である中西準子横国大名誉教授の産業技術総合研究所安全科学研究部門長退任と文化功労者顕彰の記念講演会が北とぴあであり、研究室から益永を含めて何名かが参加した。産業と環境という観点から、産総研での10年を中心とした研究の経緯が語られ、引き込まれた。そして、出席者も多彩で、私も1020年以上会っていなかった大勢の方と再会できた。

2011/2/22

昨夏、都筑水再生センターから下水と処理水のサンプルをいただいた。これらと他のサンプルを用いて、修士の三ツ木君と倉田君が重金属の生物利用性や同位体比に関する研究を行った。今日は、その結果の報告と追加サンプルを採取に伺った。他の結果と合わせて学会で発表予定である。

2011/2/14

2011/1/13に書いた中西準子先生の名誉博士称号の授与式28日にあったとのことです。中西先生が雑感550でそれについて書かれておられるが、そこに益永の名前が出ていてびっくり。この経緯を備忘録に書きます。備忘録へ

2011/2/10

わが研究室のMohamed Abdus Salam君の博士論文公聴会・審査会を開催。益永はこれを含めて3つの博士論文審査に今週かかわりました。これで、3月修了の学位審査会は終了なので、一息です。修了学生たちは、極度に緊張するこの時期をなんとか無事に切り抜けたたようです。

2011/2/8

環境リスクマネジメント専攻 生命環境リスクマネジメントコースの修士論文発表・審査会が朝9時から夜7まで開催されました。公開です(環境情報1号棟305教室)。長い1日でした。益永研究室からは修士論文発表を3名、中間発表者を2名が行いました。質問に的確に応えらない場面もありましたが、経験を次への糧にしてほしいものです。

2011/2/4

わが研究室の修士課程を修了後、秋田県立大学に就職していた川島君の論文博士の公聴会と審査会が開催されました。審査結果の最終決定は教授会を待つことになります。同窓生が何人か応援に駆けつけてくれて、懐かしいひとときとなりました。

2011/2/12

環境情報学府の第二次募集入試が行われました。益永研究室としては、修士1名が合格。

2011/1/31

神奈川県環境影響審査会に益永が出席。今回より新しい期に入り、委員の交代や会長の選任がありました。今期は副会長を勤めることとなりました。

2011/1/23

環境情報研究院・学府創設10周年記念シンポジウムを開催。同時に外部評価委員会も開かれました。この評価結果については、後日WEBで公開になる予定です。

2011/1/21

来年度の大学推薦の国費留学生を1名推薦。大学の国費留学生の枠は少なくなっていて、非常に良い成績の人でないと大学から上位で推薦を得ることが難しい状況です。今回は、6名ほど益永研を希望するという連絡を受けたのですが、その中から最も成績のよい1名のみの応募を受け付けて、大学に推薦しました。

2011/1/20

本研究室で博士号を取得した張瑛さんが、大連理工大学の同僚3名と共に研究室を来訪。張さんは、昨年、大連理工大学の副教授に昇任したということで、うれしい限り。

2011/1/19

東京都の横十間川底質関連対策検討会に益永が出席。何らかの不法投棄が原因と見られる都内の横十間川の高濃度ダイオキシン汚染底質は、原位置セメント固化処理が施されていたが、耐震強度を増すための堤防の改修が計画され、固化処理部分をどうするかが検討課題として浮上しています。原位置固化を決めた当時は、こんなに早く河川改修計画が持ち上がるとは想定外だったのですが。

2011/1/13

私どもの研究室の設立者である中西準子 前教授(現:産業技術総合研究所 安全科学研究部門長)が、横浜国立大学名誉教授に推挙され、本日の大学の教育研究評議会で承認されました。本日をもって名誉教授の授与日になるとのことです。

2011/1/5

新年あけましておめでとうございます。さあ、お正月も終了、3月修了生はこれから学位論文審査まで約1ヶ月を残すのみ。追い込みです。研究室から今年度の3月修了予定は修士3名と博士1名の予定。

2010/12/8

環境研究総合推進費 代替化学物質リスク比較研究の一環として、難燃剤HBCDを使う発泡ポリスチレンEPS工場を見学、ヒアリングしました。ポリスチレンビーズを蒸気と熱により二段階で膨張させ、いろいろな形に整形された発泡ポリスチレンの断熱材が製造されていました。同じ発泡ポリスチレンXPSとの違いを理解しました。

2010/12/4

2011123日(日)に環境情報研究院・学府設立10周年記念シンポジウムが横浜駅西口のホテル ベイシェラトン・アンド・タワーズで開催されます。シンポジウムは15時から、記念パーティが1730分からです。一般の参加者を募集しています。詳細

2010/12/23

代替化学物質リスク比較研究の一環として、真名垣特任教員、呉(D1)、小谷(M2)さんが福井市の繊維工場等を訪問しました。

2010/12/13

GC-MS/MS分析装置のトレーニングを実施。研究室の学生など8名が参加して、定量法やリテンションタイムロックなどを習得しました。

2010/11/28

日本リスク研究学会第23回年次大会(明治大学駿河台校舎)で、小谷君(M2)が「臭素系難燃剤とリン系難燃剤のリスク比較の予備的検討」、桑さん(昨年度終了生)が「年齢群別生物学的有効用量推定システムの検証とパラメータ推定方法の見直し」と題してポスター発表を行いました。

2010/11/23

来年度に新設になる「理工学部」と「都市イノベーション学府」の広報のため、オープンキャンパスが開催されました。環境情報学府も参画し、わが研究室も見学者に公開しました。

2010/11/20

MNM研究室のルーツである旧中西研究室からの卒業生で同窓会を開催しました。中西、益永、中井、松田の各研究室(NMNM研)を合わせた総卒業生が約150名になりましたが、その内約60名が出席し、楽しいひとときを過ごしました。タイミング良く、中西先生の文化功労者顕彰のお祝い会も兼ねた会となりました。

2010/11/19

公開講座「化学物質のリスク評価を考える−化審法リスク評価ガイダンス−」(全5回)が好評のうちに終了しました。最終回である第5回では、小林准教授、真名垣特任教員と益永が講師を担当しました。

2010/11/11

10月にMNM研究室に加わった留学生3名(Hanさん、Ohさん、Saifulさん)、それに、研究生から博士課程前期に入学した留学生3名(イリヤスさん、陳さん、李さん、)、それに博士課程後期に進学の岩田さんの歓迎会を開催しました。

2010/10/30

横国大のホームカミングディです。ポスター展示「環境情報の研究フロンティア2010」の中で、私どもの環境研究総合推進費のプロジェクトを紹介するポスターを展示します。

2010/10/26

私どもの研究室の設立者である中西準子 前教授(現:産業技術総合研究所 安全科学研究部門長)が、文化功労者に決まりました。

2010/10/8

横国大が主催する公開講座「化学物質のリスク評価を考える−化審法リスク評価ガイダンス−」が東京国際フォーラムで開講されました。108日が1日目で、10/1510/2211/211/19の全5日です。()製品評価技術基盤機構(NITE)と横国大の包括連携協定締結を記念した開催で、NITEから講師を多数派遣していただいています。残念ながら既に満席で、今からは申込みできません。 →詳細 

2010/10/6

重要:横国大 中西・益永・中井・松田研OBOG会が計画されています →詳細

2010/10/1

新学期3名の留学生を研究室に迎える: Han(韓)さんとOh(呉)君を博士後期院生として迎えた。また、Saiful Islam君が研究生として106日に来日予定である。さらに、李さんが研究生から博士前期に進学した。

2010/9/29

ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理事業検討委員会 東京事業部会に出席(益永)→詳細

2010/9/28

臭素系ダイオキシン類に関する調査検討会に出席(益永)→詳細

2010/9/17

科学技術連携施策群の効果的・効率的な推進「事業者の化学物質リスク自主管理の情報基盤」プロジェクトの中で、頭士泰之君が中心となり、YE Feng (叶 丰)君や益永が一部手伝って整えた「残留性有機フッ素化合物関連情報データベース」の公開を開始しました。Database

2010/9/16

環境科学会2010年会のシンポジウム「化学物質のリスク情報基盤と多様なリスク評価の新展開」において横国大の連携施策プロジェクトの成果を木村、三宅、益永の3名が発表 →詳細

2010/9/8-10

大気環境学会で博士学生のSalam君が浮遊粒子状物質中の多環芳香族炭化水素の濃度と組成に対するジーゼル車規制の影響について発表。

2010/9/8-9

水環境学会シンポジウムにPDの頭士さんが出席、フッ素系化学物質のGISを用いた非点源汚染の解析の論文で博士奨励賞を受賞する。

2010/9/2-4

秋田県小坂町周辺の河川調査(益永・三ツ木・倉田) →詳細

2010/8/29

全学一斉停電(電気施設点検のための恒例の全学停電があり、我が研究室は環境試料の保存のため発電機で保冷庫を運転。手伝ってくれた学生さんに感謝。)

2010/8/23-24

大学院入学選抜試験(益永筆記試験監督を勤める)

2010/8/18

横浜市都筑水再生センター見学と採水(益永・三ツ木・倉田・他)

2010/8/12-15

フィリッピン、ラグナ湖現地調査・研究打合せ(益永茂樹・嘉田良平・松田裕之・有馬眞・他) →詳細

2010/8/11

環境研究総合推進費プロジェクト「HBCD等の製品中残留性化学物質のライフサイクル評価と代替比較に基づく環境リスク低減手法」のアドバイザリーボード会合を開催 詳細